FIRE ARROW

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2016.7.23

半年間ありがとうございました。 by RYOHEIby KOHEI

20160722sixdog

昨日のTHE GOOD HOPEレコ発ファイナル新栄SiX-DOG公演を最後にFIRE ARROWのサポートベースを終える事になりました。

思い返すと半年間、本当に一瞬でした。
昨日の事のように思い出すねんけど、去年の11月28日、今池でFIRE ARROWのライブを観に行った後メンバーに外に呼び出され、前任ベースのSHINJIが脱退する事を告げられた。大好きな奴だったからショックだったけど正直なんか察してたし、KOHEIとしょっちゅう連絡取ってたのもあって、そこまでビックリはしなかったな。

そして、その場でKOHEIから正規メンバーとして俺たちと一緒にやってくれ。お前しかいないってFIRE ARROWに誘ってくれた。
SYOGOから、2年前、生まれ変わったら絶対お前と一緒にバンドやりたい、最高のベーシストやって言うてくれたあの言葉。今、俺とお前の夢を叶えようって言われた。
※龍くんは黙って優しい顔で真っ直ぐ俺を見つめていました。

めちゃくちゃ嬉しかった。正直、好きな女の子に告白されるより嬉しかった。

だけど、めちゃくちゃ悩んだ。あんなに悩んだ事は俺の人生で、ハッキリ言ってない。俺にとって人生の大き過ぎた分岐点だった。

バンドってのは簡単な事じゃなくって、ほんまに自分の人生そのものだと俺は思ってて、同時にメンバー全員の人生も背負うって事だ、と俺は思ってる。
今まで憧れ続けていて、最高にカッコよくて大好きなバンド、そして大好きな友達に誘ってくれた事で嬉しい反面、余計に悩んだ。

俺の大好きなバンドマン達と飲みに行って沢山相談した。KOHEIとも何回も何回も電話した。恩師や先輩や、友達にも沢山相談しました。LINKAGEのたっつんなんてそれを一番最初に直接伝えたら泣いて喜んでくれた。
本心はやりたいに決まってる。それは変わらない。
だけど、俺は1ヶ月間毎日本気で悩んで断る決断をした。

メンバーみんなの期待や思いを裏切ってしまったと思う。
それでも、あいつらは俺をサポートとしてまた誘ってくれた。迎え入れてくれた。
どこまで熱い奴らなんだ、ってその場でめっちゃ泣いたのを覚えてる。大好きなバンドの足を止めたくない。大好きな友達を見捨てる事はしたくない。その気持ちしかなくってその場で即、返事した。

サポートやり始めてからは何回もメンバーから、はよメンバーなれやボケェ!何がサポートやねん!って愛のある言葉を散々言われたり(SYOGOは酔っ払った時にはそれはもう物凄い勢いで)
時にはお客さんや、ライブハウスのスタッフさんからも言って下さったり(本当に光栄な事です)
仲良いバンドマン(元ヘイジー、現ギブナスのkanとかまじで顔合わす度にしつこいくらい言われました)からもそれを嫌って言うくらい沢山言われたり。うるさいです。笑

ほんまに俺なんかに有難う御座いました。でもね、俺にも色々あるんです。本当はやりたいに決まってるんです。それでもやらないって決断をしました。誰に何を言われても一ミリもその決断に後悔は無いです。これからもね。この場を借りて本当にすみませんでした。そして有難う御座いました。

それからは、大阪まで何回も通ったり、KOHEI宅にはまじでお世話になったなー。夜勤明けで寝ないままそのまま大阪行ってライブして打ち上げして死ぬかと思ったり、
とにかくメンバーとの時間を沢山共有するようにしました。
短い間だったけど本当に良い思い出です。あんなに大阪行く事これから先の人生であるのかな?
気付いたら大阪が大好きになってました。また行きたいな。

(完全に余談ですが、メンバーのせいで関西弁がうつりました)

そうそう、サポートやる前からこっそりデモとして聴かせてくれていた「生命の実感」と言う曲を俺が弾いてレコーディングして世の中に出す事が出来て嬉しかったなー。

岐阜に住んでて普通に正社員として働いてる俺が大阪のバンドのサポートやる事に対してかな?
「大変ですね」って色んな人に本当によく言われたんだけれど、例えば仕事とか何かを理由にFIRE ARROWに対して何かを怠ったつもりはないし、離れていても常に正規メンバーの気持ちでいたし、むしろ毎日がドラマティックで本当に楽しかったなー。一瞬だったな。

FIRE ARROWのサポートやるって決めてから、とにかく早くみんなに追いつきたくて何ヶ月間かずっと狂ったようにFIRE ARROWの曲しか聴かずにひたすらコピーしまくって一人で練習しまくった日々が懐かしいです。
もうこの場を借りて言うけど前任ベースのSHINJIってめっちゃ上手いやんか?
俺と真逆のプレイヤーって事もあって、正直めっちゃプレッシャーでした。こんなん弾けるかー!アホー!って何度言ったか。本人にも直接言いました。笑
まじで下手くそな俺を、サポートとしてじゃなくメンバーのように接してくれて、大袈裟に聞こえるかも知れないけれど家族のように迎え入れてくれて、受け入れてくれたあいつらに感謝しかないです。
いっつもライブ終わった後とかに「有難うな」って全員言ってくれるねんけど、
俺の方が有難うだよ。本当にさ。。あかん、これ書いてたらまじで泣きそうになってきた。泣かんけど。笑

あと、俺がいたFIRE ARROWを受け入れてくれて観てくれたお客さん、関係者の皆様、バンドマン、本当に感謝です。本当に有難う御座いました。

翔俉、お前との夢、叶えられたな。ほんま一瞬やったけど、叶えられて良かったよ。この夢叶えられる奴って、音楽やってる奴の中でもな、ほんま一握りの中の一握りやと思うねんな。お前の歌でベースが弾けて良かった。何回も鳥肌立ったよ。俺の音楽人生で最高のボーカルやったで。隣でベースが弾けた事は俺の一生の誇りです。最高の歌を有難う。これからもマイペースでマイペースな翔俉でいてくれ。愛してる。

コウヘイ、お前に何か言うと、一々まじで色々思い出して泣けてくるから割愛してええか?泣かんけど。しょうもない!笑
俺の親友でありブラザーです。はっきり言ってお前との思い出は色々あり過ぎて言葉では語り尽くせません。家族共々、ほんまに一番お世話になりました。もはや、もうここに一々書くまでも無いです。これからも公私共々よろしくな!愛してるぜ親友よ!

みんな大好き龍くん。ほんま有難う。ここまで優しい奴おるか?みんなに愛される龍くんの優しさが俺は大好きです。
龍くんの大好きな「イノチの輪」俺がいるうちにやりたかったねー。
もう今更、龍くんにも言う事も無いので割愛します。サンクスおばはん。ライブの後は風呂上がりのばばあ。はよ痩せろ下さい。愛してるよ。

慎司も有難うね。名古屋プライベートで来てくれて遊んだなぁ。誰がカフェ似合わへんや!うるさい!笑
俺があそこのベースのフレーズ分からへーん!ってめっちゃ迷惑な時間に連絡しても、嫌な顔一つせず、すぐに分かりやすい動画撮って送ってくれて有難う。コードも有難う。俺がFIRE ARROWでベース弾けたのは慎司のお陰です。ほんまに有難う。お詫びにアレご馳走します。いつかね。笑

そして、忘れちゃいけないおはしさん。
俺は、おはしさん込みで5人のFIRE ARROW、一つのチームやと思うてた。ぶっちゃけFIRE ARROWと関わる前から、ただのファンでした。
なんかね、楽屋におはしさんおると、ただただ安心するんですよね。絶対本人に言わへんけど。笑
俺ライブ前に緊張とかした事ないねんけど、FIRE ARROWのライブ前はいっつもソワソワしてた。
なんか、緊張がほんまに和らぐねんなー。癒されると言うか。出番前にベース弾いたり、ストレッチしながら意味もなく「なんかアレやなー」とか言うたりして無駄に話し掛けたりしたりしてた。ほんまに有難うね。めっちゃ気がラクになってたんやで。
俺はおはしさんの撮る写真、スーパーカメラマンおはし大先生の一生のファンです。
俺が結婚したら絶対結婚式で写真撮って下さいね(相手おらへんけど)
俺が言うのもアレやけど、これからもFIRE ARROWの事をよろしくね。

FIRE ARROWはこれからも歩みを止める事なく新しいベーシストを迎えて更にカッコ良いバンドになってくれるの思います。とんでもない所まで行ってくれると思います。俺が惚れたバンドだから間違いないです。そう信じています。

俺が言うのも本当に烏滸がましい話ではありますがこれからもFIRE ARROWの事をよろしくお願いします。

最後になりますが、この半年間で経験させてもらった事。それは俺にとって掛け替えのない一生の財産です。人生において大切な経験を沢山させてくれて有難う御座いました。一生忘れません。

そしてFIRE ARROWは俺にとって、人生最高に輝く事が出来る場所でした。一生の誇りです。

俺と出会ってくれた人、関わってくれた全ての人に本当に感謝です。一生分の気持ちを込めて、本当に有難う御座いました。
俺は大好きな、大阪のFIRE ARROWのファンに戻ります。またライブハウスで会ったら乾杯しましょう。

本当に有難う御座いました。

RYOHEI