FIRE ARROW

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2016.11.20

命の宿し方by KOHEI

こんにちは

 

久しぶりにブログ書いてみます。

 

実はFIRE ARROWの曲は、Peace、約束を除いた全ての曲の作曲を僕がやってるんです

作曲と言っても、コード進行、曲のイメージ、どんな情景、この曲でみんなに何を感じて欲しいか、、、、等の心臓になる部分を作るのが僕の役目で

メロディはSYOGOがだいたい作ってきてくれるし、アレンジや曲の中でみせる演奏の抑揚は、メンバー全員のフィーリングで表現してます。

あれ?僕がやってるのは「作曲」ではないかもしれません・・・(笑)

その辺わかんないんで・・・

 

バンドマンが曲をつくるのは、まぁ当たり前で(中には作曲家につくってもらってるバンドもいるでしょうが)それが毎日続くんです。

僕の場合は頭の中に降りてくるコードの音を実際にギターでたどる作業になるんですが、まったく何も降りてこない時もあるし

30秒で全てのコードが降りてくる時もある。

 

その毎回毎回、僕は「この曲が人生最後の曲になっても成仏できるか」って考えながらやってます。

不吉な感じしますけど、人生において最後は必ずやってきます。生命は本当に儚い。

みんなに伝えようと思ったら「この曲はこんなもんやろ」みたいな気持ちでは演奏できません。

ライヴ観に来てくれるみんなだって、その時のライヴが最後になってしまうかもしれない。

だから燃えるのかもしれない。お互いに。

 

さて最近また新しい曲を作っていて、個人的にある出来事があってから降ってきた曲なんですが

 

「大事なものを失って、本当に大事にしてきたはずなのに後悔して、悲しみを乗り越えたその先にあったのはぬくもりだったりして。」

 

って思ったんです。

もっと詳しくかけるんですが、それは曲ができてから・・・(笑)

 

FIRE ARROWは曲のテーマが命に関わる事が多くて、神命とかは特に生々しく苦しい内容ですが

今回の新曲もテーマは「命の終わり」「死」というものなんですが、悲しくないし苦しくないんです。

なぜなら、「死」そのものを表現したいんじゃなくて

亡くなってしまった命が僕たちに宿してくれる「新たな命」みたいなものを表現したいんです。

全ての「死」がそうじゃないかもしれない。

でも今回は僕が感じた「ぬくもり」をみんなに伝えたい。

 

きっとすばらしい曲になる。

もっと寒くなってきた時期には演奏できるかな?

 

楽しみにしててください。

 

KOHEI